中越沖地震発生以後の対応

『中越沖地震』から5年が経過しました。まだ完全に復興とは言えませんが、一つの区切りとして地震を統括してみました。少しでも地震対策(災害)として役立てていただけたらと考えております。

地震発生

発生時刻 平成19年7月16日(月)AM10時13分当日は海の日で祝日
震源地 中越沖(柏崎市の北東20km)
規模 マグニチュード6.8(会社付近の震度6強)
当日の勤務体制 祝日の為当番者のみ出勤
発生時の様子 【事務所棟】
震源地が近くであり、過去に経験したことのない揺れ。事務所内はキャビネット、ロッカー、机、パソコン書類転倒、落下。外へ避難できず、床に腰を下ろし天井が落ちてこないことを祈る。
【工場内】
揺れがひどく立っていられず座り込む。落下物に注意。仮設トイレ内にいた者は、密室で表現できない恐怖と話す。
被害状況 事務所、倉庫、プラント工場の全倒壊はないが停電の為、プラント施設緊急停止。
安否の確認 事務所の電話、携帯電話つながらず。休みの社員を含め全員の安否確認は5時間後判明。
連絡状況 携帯電話全く使えない。停電対応電話が唯一の連絡手段。
【管理職集合】
班長以上の職務者集合。安否確認、被害状況確認、構内巡視。

2日目以降

柏崎市内予想を上回る被害判明。ライフライン(特に電気)が復旧しない為、状況がつかめない。お得意先訪問 → 訪問先では理解をいただき温かい言葉をいただく。

当社ライフライン復旧後の被害状況 【事務所、構内】
土間のひび割れ、土砂崩れ、冷却用タンク陥没、水タンク配管破裂、第四倉庫、土間、シャッター破損。
【プラント】
焼却施設1号炉 - 破損、変形、故障(H19.10.31まで休止)焼却施設2号炉
- 破損、変形、故障(H19.08.19まで休止)
※通電後に点検をしたが、被害は外観からでは解らない箇所が多く、ダメージが予想以上に大きかった。
復興支援 ・災害時は廃棄物の発生が多く、処理について支援を予定したが、自社処理プラントの復旧に時間がかかり、行政の要請を受けることができなかった。
・新潟県産業廃棄物協会と柏崎市の災害廃棄物受入現場へ人員を派遣し、平成20年1月30日まで受入払い出し業務に協力。

まとめ

『備えあれば憂いなし』『前始末の徹底』がいかに大切かを実感させられました。世の中で当たり前と思っているものが突然なくなると不安を感じます。

食料品の支援は充分にいただきましたが、飲料水以外の水が無い不便、電気のない不安、自動化している機材や器具も動かない。携帯も充電できない。FAXもつながらない。

ある日突然生活にあるものが使えなくなることを想定してみてください。このような心がけが『もしも』の時に役立つでしょう。

【追記】
中越沖地震より10年を経過しました。当時のことを風化させてはいけません。自然環境と常に向かい合って緊急時の対策を備えておきたいものです。

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